【人事セミナー・人事交流・人事事例】の人事プロデューサークラブ

記念すべき第二回フォーラムは西尾太氏の出版記念講演コラボレーションで開催いたします。

人材採用の難易度が劇的に上がっているこの時代。

会社として最も恐れるべきことの一つが、「ブラック企業」というレッテルを貼られることではないでしょうか？

そして、その「ブラック企業」と呼ばれるかどうかの采配は全て「人事部」にかかっているということを忘れてはいけません。

当然、会社の顔である社長の責任が最も大きいことは言うまでもありません。

では、なぜ、ブラック企業と呼ばれるようになるのか？
それを防ぐためにはどうすればいいのか？

最も大きな要素である「上司育成」と「人事ポリシーを守る組織」という二大観点でお話しします。

	第一部：「ブラック企業は“パワハラ上司”が作る」　 メディアを賑わすブラック企業の条件の一つは「パワハラ上司」。そして、パワハラ上司は「ついついいつも怒ってしまう習慣」そして「怒りのエスカレート」から生まれていくものです。第一部では、その「節度を持って怒ってもいいが、決して怒りに任せた発言や行動をしない」という予防策を学びます。 アンガーマネジメントというテクニックについて、アサーティブ・コミュニケーションの専門家である戸田久実氏より、講演をいただきます。年間5,000人を超える人たちを対象にコミュニケーション教育を行う同氏のメソッドは、組織から怒る上司を減らし、上司によるパワーハラスメントを防止するために、最も有用なメソッドの一つです。
	第二部：「人事ポリシー」出版記念講演・ブラック企業の作り方 ブラック企業を作るのはとても簡単。人事ポリシーを明確に定めないこと。あるいは、設定した人事ポリシーを使わないこと。たったのこれだけでOKです。 38,000部を超えるベストセラー「評価基準」の発売から２年、西尾太氏の新著「人事ポリシー」の発売を記念し、同著のもっとも重要なポイントを西尾太氏より直接解説いたします。 「場当たり的な人事施策は、簡単に会社をブラックにする」一部の人にしか根拠がわからない、特別な報酬や若手の抜擢。このような施策は一見見た目がいいですが、その殆どは経営者と人事部の自己満足に終わり、どんどん会社を崩壊させていきます。組織をまとめ、同じ目標に積極的に向かわせる「本物の人事ポリシー」を学んでください。

人事プロデューサー・フォーラムは、「人事をプロデュースする」つまり、組織全体の基盤作りを総合的に見ることができる「真の人事」を目指す人達と経営者が一堂に介し、ともに会社を盛り上げるきっかけづくりの場として、「人事プロデューサークラブ®」がスタートしたイベントです。当日は経営者と人事担当者がともに興味があるテーマの話を聞き学びを得る機会を提供します。その後、懇親会を開催しますので、皆さまで意見をぶつけ合ったり、講師に質問をして、学びをより深める場としてご活用いただいても良いでしょう。

講師：戸田久実

アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 理事

立教大学文学部卒業後、株式会社服部セイコー（現　セイコーホールディングス株式会社）にて営業、その後音楽業界企業にて社長秘書を経て現在は研修講師として民間企業、官公庁の研修・講演の講師の仕事を歴任。対象は新入社員から管理職まで幅広く、相互信頼をベースにした「伝わるコミュニケーション」をテーマに「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「クレーム対応」「インストラクター養成」など多岐にわたる研修や講演を実施。講師歴は25年。登壇数は3,000を超え、指導人数は10万人に及ぶ。2008年10月アドット・コミュニケーション株式会社設立。

講師：西尾太

フォー・ノーツ株式会社　代表取締役社長。人事の学校® /人事プロデューサークラブ®主宰。人事コンサルタント。いすゞ自動車人事労務部門、リクルート人材総合サービス部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）にて人事部長、クリーク・アンド・リバー社にて人事・総務部長を歴任。2008年フォー・ノーツ株式会社設立。以来300社以上の人事制度に携わり、「人事の学校® 」においては企業人事を体系化したプログラムによって3000人以上の人事担当者教育を行う。またパーソナリティと職務行動発揮予見を可視化する適性検査B-CAV testを開発し、人事制度と個人のパーソナリティとの関連性を科学的にフィードバックする体制を確立する。2015年に自身4冊目となる「人事の超プロが明かす評価基準（三笠書房）」を出版しベストセラーとなる。また、2017年12月に新刊「働き方が変わる、会社が変わる、人事ポリシー（方丈社）」を出版した。